
注意
当サイトは、宝塚歌劇団および、特定の団体、個人とは、一切関係ございません。
愛をもって!が基本ではありますが、いろいろ主観的な意見を書き連ねておりますので、
気になる方はどうぞご遠慮ください。
そしてまだまだヅカ歴の浅いわたくしですのであまりいじめないでください。
また、宝塚についてわたし以上に素人のリアル友人のために
そんなん常識じゃ!ってことまで註がこまかくしつこく入っているのですが何卒ご容赦を。
観劇のススメ
宝塚でびゅ〜!というあなたに贈るわたし的アドバイス。僭越ながら。
| 指揮者に拍手から。 まず、歌舞伎や花火のように掛け声をかけてはいけません。 拍手のタイミングはローカルルール満載で奥が深いので、周りの反応をうかがってから手を叩き始めるのが吉。 宝塚歌劇団は花・月・雪・星・宙の5組で構成され、トップスターと呼ばれる男役1人を頂点にしたスターシステムの劇団。全てはトップスターをいかに輝かせるかで成り立っているといっても過言ではない。というわけで、トップスターがわからないとお話にならないのだが、観たら多分一発で誰がトップスターかはわかる。派手だから。 というわけで、芝居にしてもショー*にしても、まずトップさん初登場時には盛大な拍手を。 階段上から出てきたり、何もないところからせり上がってきたり、絵の中から飛び出てきたりと予想外の場所から登場することもあるのであまりきょろきょろしない程度に舞台を注意深く観察するべし。 *ショー:初めて観るとはちゃめちゃなシロモノという印象しかないかもしれない。 ところでトップスターの見極め方 ・なんかすごいド派手な衣装着てるな ・おいおいいきなり羽しょってるよ ・ものすごいライト*?ってゆーかビーム?! ・まっまぶしい!! ってカンジでとにかく目立つ人を探そう。その人が間違いなくトップさん。 *ライト:明らかにトップスターだけライトの性能がちがう。 ついでにマイクも絶対特製。トップになると歌の上手いスターはなお上手く、 あまりお上手でないスターもそれなりに聞こえるので不思議。 トップスターはスーパーライトが煌々と当たり、服の色が明らかに他の人と違い、絶えず中心に位置し、そしてスパンコールなどでやたらキラキラ輝いているので、たとえ席が舞台から遠くても、たとえ初めての観劇でも判別しやすい唯一絶対の存在。なので、最初は「トップさんはこの人なんだな」と憶えて帰る。てゆーかそれで精一杯。ちなみにそれ以外の人は劇ならともかくショーは衣装が変わっただけでもうわからない。まだ名前と顔が一致しなかった頃、家でビデオ鑑賞時などは「お願いだ〜 衣替えをしたら改めて名前をテロップで出してくれ〜」と切実に願ったものだ。 そして登場時の拍手がひと段落したら、おもむろにオペラグラス*でトップさんを確認だ。 しかしここはあえてオペラを覗かず、周りの人の反応を観察するのも一興。皆一様なその動作におののくこと間違いなし。 ぱちぱちぱち〜・・・ サッ!(オペラグラス↑UP) このリズムを忘れるな! *オペラグラス:観劇の必須アイテム。客のおよそ80%はオペラを手にしている。 次にトップさんが銀橋*と呼ばれる花道を今まさに渡ろうとしている!という時に拍手。つまりココは見せ場。銀橋渡り始め&渡り終わりの拍手はショーに限らず芝居でもあるので、ここはだまって拍手。 *銀橋:ごひいきが銀橋をソロで渡れるまでに成長したりすると、ファンは涙、涙ですよ。 こんなカンジであとは適当に。 応用に、芝居の群舞*かつ剣舞がはじまるぞ〜ってところで拍手ってのもある。←こんなの初めてその芝居を観た人はわからないじゃん!ってその通り。ヅカは一度見てそれで十分というものではないのだ。 *群舞:ファンが きゃ〜 となるポイントのひとつ。 「昨日より素敵だったわね!」 「午前の回より声が出てたわよ〜」 など周りから聞こえてくる台詞は何もちっともこれっぽっちもおかしくはないのがこわいところ。2度3度の観劇なんて当然当然。観る人はご贔屓を日本全国追い掛けまわすことも厭わない。大阪で観て東京で観て地方公演まで足をのばすのだ。 また、アドリブなんかも複数回観る楽しみのひとつだ。ち〜っとも面白くないのにやたら会場が沸くのはアドリブが炸裂したからなのだ。複数回通っていると、どこがどう違うかってのがすぐにわかる。しかし初めて観る人にはどこがアドリブかすらわからず、1人仲間外れにされたようなかなり寂しい気分になるものだ。 ヅカファンには人気の高いデュエットダンス。つまりはトップスターと娘役トップとがラブラブダンスを披露するわけなのだが、トップにもよるが、娘役トップを軽々と持ち上げぶんぶん振りまわす”リフト”*と呼ばれる荒ワザがある。ぶんぶんやっている最中にはもちろん拍手でその腕力を称えよう。 *リフト:その成功率は腕力だけではなく踊り子の素質にもかなり左右されるらしい。 さて、ショーの最後を飾るフィナーレ。宝塚名物その1”大階段(おおかいだん)” とう!じょう! この大階段をエトワールと呼ばれる栄えあるトップバッターがアカペラでスローテンポな主題歌を歌いながらゆっくりと降りてくる。ああ〜これがヅカ名物その2パチンコ屋の前によくおいてあるような”羽”だな・・・とその派手さに驚け。が、羽はまだまだこんなものでは終わらない。 エトワールが階段を降りきると同時にオーケストラ*が演奏をはじめる。エトワールに拍手。 *オーケストラ:宝塚歌劇団専属のオーケストラ。 時々肝心な場面で「ぱぷ〜」とやってしまうのが珠に傷。 下級生から階段を降りてくるので、それぞれお辞儀をするタイミングにあわせて拍手。下級生が次々と階段を降り、お辞儀をしている最中も、○番手と呼ばれるスターさんが、歌を歌いながら階段の真ん中をゆっくりと降りてくるので、オペラでご贔屓にうっとりしていると漏れなく拍手するのは至難のワザ。ご贔屓のスターさんがいれば、拍手をひいきするのも可。 どんどん番手が上がってきてどんどんしょっている羽が大きくなってくるのも必見。 娘役トップスターがお辞儀するのをみたら気を引き締めろ!照明が落ちる。いよいよトップスターの登場です。一度手を止め階段の半ばにたたずむトップスター(であろうと思われる人影)を、期待に胸ふくらませながら確認しよう。下級生他、出演者一同まで客に尻を見せる勢いで階段上のトップさんを見つめています。と、ものすごいビィィィムがトップスターを明るく照らし出す!さあ、さっき憶えたね。ここで、ぱちぱちぱち〜・・・ サッ!(オペラ↑UP) トップスターが主題歌を朗々と歌い上げる、と同時に曲がアップテンポに。例えショーなしの一本モノの芝居で、それが切ない主題歌であろうとここでは陽気な曲に早変わり。ここで我々も拍手→手拍子にテンポを変えなければならないのだ。劇場内のみんなが示し合わせたように突然手拍子をはじめるので「しゅ・・・宗教?」とびびってしまい乗り遅れてしまうかもしれない。とにかく一度やってみればそんなにおかしなことではないので気にするな。さあ!ここで盛り上がりは最高潮! そして階段下まで降りてきて羽が地面につくんじゃないか?!くらいにお辞儀をするトップさんにここ一番の拍手を。 手拍子の続く中、トップスターさんを真ん中に銀橋にスターさんが勢ぞろい。手拍子そっちのけでオペラでなめるように観察するもよし。 ところで運良く最前列のチケットが手に入った場合は、例えご贔屓が自分のやや右斜め方向にいようとも、なんとなく自分の目の前に立っている人をじっと見詰めていなければならないのではないかと思うのはわたしだけでしょうか。だって、もしよ、もしその人がわたしに視線やままままさかウィンクでも飛ばしてくれようものならそのタイミングを逃してはいけないじゃないの!しかもそんな感じでせっかくこちらにサービスしてくれたというのにわたしがあからさまに体を右方向に動かしてご贔屓を食い入るように見つめていたらその人が悲しむじゃないの!(多分銀橋から客席はライトで見えないと思うが) とかドキドキしている間に、お別れの時間。2番手スターがトップスターさんにぺこりとお辞儀。娘役トップもトップスターさんにしなりとお辞儀。舞台に戻るジェンヌさんたち。羽が下級生にぶつからないように慎重に横切りトップスターも戻ります。が、まだまだです。まだトップスターはお辞儀です。右に〜。左に〜。真ん中に〜。そしてようやく真中におさまったところで幕。下りきるまで拍手。拍手。拍手。 ここで舞台に向かって手を降る人が多々存在する。親戚かにゃ〜とか思うくらいの勢いなのだが、自分も最前列などに座るとついやってしまうのでした・・・。 |